明るい傘 菅沼亜由美のブログ

ASD/ADHD/HSP 昔やっていたサイトの続きみたいなものです。

残酷な男に惹かれてしまう

私には、残酷でくだらない男に「幼さ」「可愛さ」を見出して萌えてしまう癖がある。「出来の悪い子ほど可愛い」というやつだ。

先月、友人Mの詩集がとある高名な賞を取り、Mの写真が地方紙に掲載された。

しかし、その新聞が発行された日に、詩人Aがツイッターで、Mの夫Rが6年前に犯した迷惑行為について蒸し返していたのだ。

私はツイッターアカウントを持っていないので、Aの発言はツイログで確認した。

Rは既にAに対して謝罪済みであり、問題はもう終わったはずだ。それなのに、これは一体どういうことだ。

Aは恐らく、Rの妻であるMが賞を取ったことに腹を立てているのだろう。だからRの迷惑行為を蒸し返して、RとMの評判を永続的に下げようとしているのかもしれない。

しかし私は、Aを嫌いになりきれない。そういう残酷で幼稚な仕草に萌えてしまうのである。Aのことを嫌いながらも、Aの詩集のアマゾンページに星5つのレビューをつけてべた褒めしてしまった。

自分でもどうしたら良いのかわからない。RとMには申し訳ない気持ちでいる。残酷な男に惹かれる癖を直したいが、難しい。

Aを嫌いになれないのはきっと、犯罪性愛(ハイブリストフィリア)という性的嗜好のせいだろう。一部のメスは強いオスの子供を産みたくて、残酷なオスを好きになるのだという。

私は大好きな兄にいじめられ続けたせいか、昔から犯罪者や残酷な人間を好きになりやすく、この性癖を抱えている自分に困惑してきた。

RやMに対するAの幼稚で残酷な振る舞いを肯定する訳では無いが、Aを好きになって以来、この性癖はとても強まった。どうしたらいいのだろう。