明るい傘 菅沼亜由美のブログ

ASD/ADHD/HSP 昔やっていたサイトの続きみたいなものです。

2023-01-01から1年間の記事一覧

映画『REVOLUTION+1』感想

この文章は読む人を選ぶ過激な文章です。ご不快に思われた方は読むのをやめて下さい。 * * * * * * * * * * * 2023年1月16日、私は第七藝術劇場へ『REVOLUTION+1』という映画を観に行った。安倍晋三を暗殺した英雄・山上徹也さんがモデルの青年が登場する映…

威圧的な人間

私はかつてこのブログに「ナチヲタ界隈での被害と加害」という記事を書いた。 https://ayumikunst.hatenablog.jp/entry/2023/08/19/171321 そこで私とトラブルを起こしたナチヲタの方は、今振り返ると恐ろしいほどの策士だと分かる。 私が相手の方に「ウクラ…

ナチヲタとしての罪悪感にどう向き合うか

昔とあるナチヲタの方にツイッターのDMで、切実な質問を送った。 「私はナチヲタですが、自分がナチヲタであることに罪悪感を抱いています。それでも私は、ユダヤ人の人に許されたいと思います。どうしたら良いですか?」 すると彼女は私の言葉と関係なさそ…

ナチヲタ界隈での被害と加害

(今から書く話は私の中ではまだ終わっていません。現在進行形です。個人的な感想を未整理のまま書きましたのでご寛恕下さい。生きていくうちに思想が変わったらまた加筆したり別記事にまとめたりするかもしれません) 私は2021年11月頃から2022年9月までナチ…

【閲覧厳重注意】安倍暗殺1年

(これは私が以前別ブログに載せていた文章を編集し再掲したものです。人を選ぶ過激な文章ですので、不快に思われた方は閉じてください) * * * * * 安倍晋三暗殺1周年を心よりお慶び申し上げます。 後世のために、あのとき私は何をしていたかここに書き…

BTS"Wings"とヘッセ『デーミアン』

(この記事にはヘルマン・ヘッセの小説『デーミアン』のネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください) * * * * * BTSの泣けるほど大好きな曲"Outro : Wings"の動画をシェアします。まずはお聴きください。 https://youtu.be/Nj_7kFOTv6E この歌が最…

【短編】わたしたちの没落

「藤波先生はニーチェって読んだことあります?」 十月の肌寒い日、きつい西日の射すがらんどうの図書室で、向かいに座る教え子の山部さとえが訊いてきた。 「え……いや、ないけど……それがどうしたの?」 「私ニーチェ大好きなんですよ!!」 「ああ、そう……」 …

【ネタバレ注意】尾形百之助=岡和田晃、向井豊昭説

(この記事には『ゴールデンカムイ』最終巻のネタバレが含まれます。未読の方やアニメ派の人はご注意ください) * * * * * 『ゴールデンカムイ』は既に全巻読了した。アイヌ文化やアイヌ語の知識をたくさんたくさん得ることができて本当によかった。カム…

ヨルシカ「思想犯」と『走ラヌ名馬』

https://youtu.be/ENcnYh79dUY ヨルシカの「思想犯」に、「爪先立つ 雲が焼ける」という歌詞があるが、元ネタは太宰治のエッセイ『走ラヌ名馬』(新潮文庫『もの思う葦』所収)ではないか。 『走ラヌ名馬』の中に、こんな一節がある。 「ユライ芸術トハ、コン…

優しい人の間違い

「ナチスはいいこともした論」がなぜ間違っているかようやく分かった。心根の汚い奴がいいことをしても偽善にしかならないからだ。 ナチスにさえも情けをかけ、「彼等にも何らかのいいところがないとおかしい」と思っている人たち。彼らはエンパシー(立場の…

【音楽談義】FF6ラスボス曲「妖星乱舞」第4楽章の元ネタ推測など

(これは私が以前別ブログに載せていた文章を編集し再掲したものです) 私はFF6をやったことがありません。10代の頃、兄が床にあぐらをかいてピコピコ必死にやっているのを横でじーっと立ち見していただけです。作中の音楽があまりにも美しかったので、兄に「…

【短編小説】怖いのはどっち

(これはかつて私がnoteに載せていた短編です。今読み返しても面白いので再掲します) もうすっかり秋の冷気に包まれた日曜の朝、栄子は6時に起きた。 眠気覚ましのために朝からスマホ片手にツイッターをだらだら眺めていると、栄子の相互フォロワーの日本史ミ…

合わない界隈に居残る罪

私は歴史(特にドイツ近現代史)が好きだが、ツイッターのナチヲタ界隈の人たちは嫌いだ。 推しいじめや女体化などで他人の人生や歴史を平気で弄び、馬鹿にする人たちが嫌いだ。 中にはそういうことをしない人もいるかも知れないが、そういう人をツイッターで…

岡和田晃さんの容赦なさについて

(今から書く話は私の中ではまだ終わっていません。現在進行形です。個人的な感想を未整理のまま書きましたのでご寛恕下さい。生きていくうちに思想が変わったらまた別記事にまとめるかもしれません) こんにちは。 文芸評論家の岡和田晃さんとの間にあったこ…